【お食事だより】1月7日&1月8日の献立
皆さま、こんにちは! ミール課のKです。
私事ですが、先週は少し遅めのお正月休みをいただき、関西の方へ行っておりました。
美味しいものをたくさん食べてきたので、今後の献立に取り入れていきたいと思います!
さて、今日は私が不在だった間の献立について振り返って参ります。
まずは1月7日を見てみましょう!
1月7日の朝食は、七草粥、和風卵焼き、肉団子あんかけ、ほうれん草とツナのお浸し、つみれの煮物、味噌汁、キウイフルーツです。
1月7日は七草の日でして、春の七草を入れたおかゆを食べ、無病息災を願う日です。
また、ご馳走が並ぶ年末年始を終え、濃い味付けのおせち料理を食べ終えた後の胃はお疲れ気味です。そんな体をいたわる意味でも、1月7日に七草粥を食べると良いです。
さて、春の七草についてご紹介していきましょう。
1.セリ
セリは胃を丈夫にする効果や整腸作用、食欲増進などの作用があります。
また、鉄分やビタミンC、ミネラルも豊富で、免疫力UPを期待できます。
紀元前から中国で食されている野菜ですが、日本でも『日本書紀』にセリの名が登場するほど、古くから親しまれている食材です。
「競り勝つ」という縁起のいい意味も持っています。
2.ナズナ
小さくて可憐な花をつける植物です。「撫でたいほどかわいい菜」というのが名前の由来と言われていますが、「撫でて穢れを取る」という意味も持ちます。
ナズナには食物繊維やビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウム、亜鉛が含まれています。
解毒作用や利尿作用、胃腸障害やむくみに効果があると言われています。
3.ゴギョウ
母子草の別名です。3月3日の桃の節句の際に、母子の人形を飾って母子餅を備えて食べたことから、御形(形=人形のこと)と呼ばれるようになりました。
「仏様の体」というありがたい意味を持ちます。
喉症状に効果があると言われています。
4.ハコベラ
植物の中では豊富にたんぱく質が含まれています。
古来では薬草として使われていたそうです。特に腹痛薬として活躍したとか。
5.ホトケノザ
植物の形状が仏像の台座に使われる蓮の花が開いた形に似ていることからこの名がつけられました。
胃腸の調子を整えてくれる効果があると言われています。
ちなみに、一般的に知られている紫色の花が綺麗な「ホトケノザ」という植物は、七草のホトケノザとは全く別のシソ科の植物です!
七草のホトケノザは「小鬼田平子」のことで、黄色い花を咲かせます。
6.スズナ
かぶの事で、「神様を呼ぶ鈴」という意味を持ちます。
胃腸を整え消化を促進する効果が期待できます。
7.スズシロ
大根の事で、「穢れの無い白」という意味を持ちます。
スズシロはビタミンCを豊富に含みます。
また、胃腸の調子を整えるアミラーゼや便秘に効果的な食物繊維も豊富です。
さてさて、七草の紹介はこのくらいにしておいて。お次に夕食をご紹介いたします。
1月7日の夕食は、豚の甘辛丼、赤魚の粕漬け、白菜の塩昆布漬け、カリフラワー軟らか煮、すまし汁、みかんです。
豚の甘辛丼はバラ肉を使用しています。
お肉の部位でバラ肉は脂質の多い部位であり、旨みを強く感じることができます。
肉類に含まれる脂は飽和脂肪酸と言い、摂取しすぎるとコレステロールの増加や循環器系の罹患リスクを高めることがあるため注意が必要です。
とても美味しい部位になりますので、食べ過ぎには注意しましょう。
続いて、1月8日の昼食です。
1月8日の昼食は、餅3種盛り、豚汁、パイナップルです。
1月8日は餅つき大会が開催されました。
昼食はみんなでぺったんぺったんついたお餅を提供。お味はあんこときな粉と大根おろしになります。
今ではスーパーに行くと市販の切り餅が一年中並んでいますが、やはり自分たちでついたお餅は格別に美味しいですよね。
ご入居者様からご好評いただいたと耳にしております。(私も食べたかったなぁ)
最後に1月8日の夕食をご紹介します。
1月8日の夕食は、ご飯、麻婆豆腐、エビシュウマイ、小松菜のナムル、長いも煮、冬野菜のスープ、りんごです。
エビシュウマイはぷりっぷりのエビが入っています!
自信を持っておススメする献立です!
麻婆豆腐もうちの調理師さんが腕によりをかけて作ってくれました。
1月8日の夕食は中華三昧でした。
ここ最近は寒い日が続きますね。今日は夕方から雪が降るとか。
風邪をひかないように気をつけましょうね。
さて、今日はここまで。次回の更新もお楽しみに!