【お食事だより】12月31日の献立



皆さま、こんにちは! ミール課のKです。

もういくつ寝るとお正月……と言っている間に12月31日大晦日になりましたね!
今年一年ありがとうございました。

来年はブログの更新頻度を上げつつ、バランスの取れた献立の例や栄養に関する情報を発信していけたらと思います。


さて、2023年最後のお食事だよりは夕食で提供した年越しそばのご紹介です!

12月31日の夕食は、年越しそば、豚肉とカブの梅炒め、白菜の煮浸し、小松菜の和え物、りんごです


1年の締めくくりである大晦日にはそばを食べます。
皆さまはいつからこの文化が始まったかご存じですか?

古くは、1756年刊行の書物「眉斧日録」に『闇をこねるか大年の蕎麦』という記述があり、また1814年に刊行された「大阪繁花風土記」に年越しそばが登場します。
このことから、江戸時代には年越しそばがすでにひとつの行事ごととして定着していたことが分かります。

そして、この年越しそばですが、以下の意味があると言われています。

1.厄払い
そばは他の麺類に比べて切れやすいことから、「1年の厄災や苦労を切り捨てて翌年に持ち越さない」という願いを込められて食べられます。
悪い物との縁を切り、信念を気持ちよく迎えたいという意味が込められた「縁切りそば」という別名もあるそうですよ。

2.健康祈願
そばの原料であるそばの実は、激しい風雨を受けてもその後の晴天で日航が当たるとすぐに元気になることから、健康への縁起を担ぐものとして食べられるようになったという謂れがあります。

3.長寿祈願
そばは細く長い麺であることから、延命や長寿を祈願して食べられます。

4.金運上昇
昔、金細工職人はそば粉を団子状にして、その団子に金粉や銀粉をくっつけ、団子を水に入れてそば粉を溶かすことで、が金粉銀粉を集めていました。
また、金箔を延ばすときもそば粉を用いたこともあり、そばは金を集める縁起物であるという考えが生まれたそうです。

5.運気上昇
鎌倉時代には博多の承天寺で貧しい人々へ年越しのための「世直しそば」というそば餅をふるまっていました。
世直しそばを食べた人は翌年から運が向いてきたそうで、そこからそばは縁起物と考えるようになったそうです。


このように、年越しそばには様々な意味があります。
今年も残すところ6時間。コンビニでもそばは売ってますので、ぜひ今年の〆に召し上がってください!

さて、今日はここまで。次回の更新は明日になります。
新年一発目のお食事は特別なものをご用意しておりますよ~!

折角ですので、こちらの記事を読んでくださった方々には先行公開。
詳細は明日ですので、お楽しみに!





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