【お食事だより】5月14日母の日おやつ
皆さまこんにちは! ミール課のKです。
本日は母の日、ということで。
いつもより豪華なおやつをご用意いたしました。
常食の方のおやつ『桃のケーキ』
常食の方には『桃のケーキ』をご用意いたしました。
スポンジケーキを土台にカスタードクリームを重ね、白桃を乗せてあります。
白桃は母の日のプレゼントの定番である『赤いカーネーション』にちなんで赤く染めました。
キザミ・ソフト・ペーストの方のおやつ『桃のカップデザート』
普段のお食事でキザミ・ソフト・ペースト食を召し上がっている方には『桃のカップデザート』をご用意いたしました。
こちらはパンナコッタを土台に桃のピューレを重ね、その上に桃ゼリーを乗せました。
白いパンナコッタと薄紅色のゼリーが層になっており、綺麗な見た目となっております。
折角ですので、桃の持つ栄養効果を4つご紹介いたします。
1.むくみ改善
桃には抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンEが豊富です。
ポリフェノールとビタミンEにはそれぞれ血流をよくする効果がありますので、むくみ改善の効果が期待できます。
2.整腸・便秘予防
桃は食物繊維を多く含みます。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あることをご存じでしたか?
水溶性食物繊維は腸内の便を柔らかくすることによって便通を促す働きと、腸内のビフィズス菌をはじめとした善玉菌の栄養となり、腸内環境を整える働きがあります。
不溶性食物繊維は胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進します。
これらの食物繊維はどちらか片方を摂っていれば良いというわけではなく、バランスが大切で、不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1の割合が良いと言われています。
ちなみに、日本人は水溶性食物繊維の摂取量が低い傾向にあります。
桃は不溶性と水溶性がおよそ1:1の割合で含まれており、不足しがちな水溶性食物繊維を摂取することができます。
3.疲労回復効果
桃はクエン酸を多く含みます。
クエン酸は疲労物質である乳酸の代謝分解を促し、乳酸が筋肉へ蓄積するのを防ぐことで、疲労回復効果が期待できます。
4.高血圧の予防
桃はカテキンやカリウムが豊富に含まれています。
カテキンは脂質の酸化を防ぎ、血圧や血糖値が上がるのを抑制します。
また、カリウムはナトリウムの排出を促し、高血圧になるリスクを軽減する働きがあります。
これらのカテキンやカリウムの働きにより、高血圧を予防する効果があると考えられます。
桃は夏に旬を迎える果物です。是非ご賞味ください!